多年草・球根

【多年草・球根】真夏の暑い時期に涼やかに咲く*ナツズイセンの育て方と春(3~5月)の栽培記録。

2月後半から3月くらいになると、ニョキニョキと出てくるナツズイセンの葉っぱ。

私たちが引越してくる前からもともとわが家の庭に植えてあった植物なのですが、ものすごく暑い真夏で他の草花たちはその暑さに耐えている中、涼しい顔で薄いピンクの花を咲かせるニクイやつ。


今回はそんなナツズイセンの育て方と栽培記録になります*

tomomi

育て方に関しては、色々なサイトで紹介されていますので育て方の注意点を簡単にご紹介し、
こちらでは一年を通してどう成長し変化していくのか、という栽培記録を主に書いています。

耐寒性ゾーン8b(− 9.4°C ~− 6.7°C)の温暖地(中間地)で育てていますので、ご参考になると幸いです*

ナツズイセンの育て方。

ナツズイセンとは。

■植物名ナツズイセン
■科名ヒガンバナ科
■学名Lycoris squamigera
■別名ハダカユリ(裸百合)
■花期8月
■形態 / 分類多年草 / 球根
草丈50~70cmくらい
耐寒性強い
耐暑性強い
日照日向~半日陰



ナツズイセンは2月後半から3月くらいに葉っぱが出てきますが、夏前にはその葉は枯れて花のみが8月に咲くのでマジックリリーとも言われています。

「スイセン」と名が付いていますが、スイセンの仲間ではなく秋に真っ赤な花を咲かせるヒガンバナの仲間です。


真夏の花、というと原色のハッキリした色合いの植物が多い中、ナツズイセンは淡いピンク色の花を咲かせるので

お花は大きいですが、主張し過ぎず他の植物たちと馴染んでくれます。

奥の方に咲いているのがナツズイセン。
8月の様子ですが、手前のゴンフレナ ラブラブラブと共に元気に咲いています。

育て方の注意点。

球根植物ですが花後に掘り上げるなどもしなくていいので、植えっぱなしで大丈夫*

毎年増えていくので、5年くらいに一度は掘り返して球根整理をすると良いようです。

また、球根部分には毒があるので間違えて口にしてしまわないよう注意が必要です。
ワンちゃんやお子様のいるご家庭では気をつけて下さいね。


休眠期には葉も茎もすべてなくなってしまうので、どこに植えたのかわからなくなってしまう事もあります。
忘れてしまわないように何か印を付けておいても良いかと思います。



と言ってもこのナツズイセンは、もともと観賞用に栽培されていたものが野生化し野山や人家近くに咲いているもののようなので、園芸店などでの苗の販売はされていないようですね。


でもとっても育てやすくて、夏の暑い時期に爽やかに咲いてくれるお花なので、見つけたらぜひ育ててみて下さいね*

ナツズイセンの春(3~5月)の栽培記録。

2023/3月

3月に入るとワサワサと葉っぱのみが顔を出し始めます。

この葉っぱがスイセンに似ているからナツズイセンというネーミングになったそうです。
でもスイセンの葉よりはかなり大きい葉っぱです。

2023/4月

4月になると葉っぱがこんなにワサワサになります*

球根はだんだんと増えてくるので、他の植物が影になってしまうようなところは抜いて調節しました。

2023/5月

5月になると、葉は少しずつ枯れてきています。



ナツズイセンの春の様子でした*

夏(6~8月)の様子はまた別の記事にまとめてまいります。

tomomi

球根植物は春の早い時期から顔を出してくれるものも多いので、なんだかワクワクしますよね*

初心者でも育てやすい植物のひとつかと思います😊

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