アトピーを治す方法のひとつとして、薬を使う以外にもこんな方法で治していった人もいるよ〜という事をご紹介したくて今回クレイセラピーについてを書いていきたいと思います。
アトピーと付き合っていく中で荒れてしまった時に副作用などの心配もなく、安心して使っていける物として私の娘に3歳の頃から使っているクレイ(粘土)を利用したクレイセラピー。
クレイはわが家の娘に3歳の頃から使っていて(現在は中学生です)、私自身もスキンケアなどにずっと利用しています。
アトピーでもアトピー以外でも、さまざまな利用方法があるクレイ。
薬を使わずにアトピーを治していく方法の一つとして、ご参考にしていただけると幸いです*
子供のアトピーで薬を使わなくなった理由はこちらに書いています。
合わせて読みたい
クレイセラピーとは?
クレイセラピーとは?
地中の粘土質を掘り出して、日光で乾燥させ細かく砕いたクレイを利用した自然療法がクレイセラピーです。
スキンケアや外傷、鎮痛、デトックスなどさまざまな用途で利用されています。
アロマセラピーは植物から抽出した精油(エッセンシャルオイル)を用いた自然療法ですが、クレイセラピーは大地のクレイ(粘土)を利用したバージョンって事ですね*
身近なところで言うと、クレイパックなどがクレイを使ったスキンケア。
このクレイがスキンケアだけでなく、アトピーにも効果を発揮してくれます。
娘は初めは皮膚科から出されるステロイドを使用していたのですが、そのステロイドと同等の役割をしてくれると感じました。
ステロイドのようにあっという間にキレイになってくれる訳ではありませんが、少しずつ炎症がおさまっていってくれます。
ステロイドを使っていた時、お肌が弱くなっていくような感じがあったのですが、クレイはアトピーの原因となるものを吸い取ってくれている感じ。デトックスのような感じと言うのでしょうか。
長く使っても心配はないし、しかも自分にも使えて私自身もスキンケアしていけるなんて素敵✨!と明るい気持ちになりました。😊
わが家のクレイセラピー歴。
娘が3歳の頃からクレイを使い始めました。
小学校に上がる頃にはほとんどキレイになり、季節の変わり目に腕や足の関節部分が少し荒れるくらいだったので、
小学生の頃は季節の変わり目に使うくらいで、クレイの使用はグッと減っていました。
でもそれまでは、毎日荒れている部分にはクレイを使用しています。
中学生になってから気が緩んで、食べるものに気を付けなかったり、汗をたくさんかくようになったのにすぐにシャワーを浴びるなどの対処をしなかったからか、首回りがもの凄く荒れてしまった時がありました。
環境の変化が大きかったのかもしれません。
その時はまたクレイを頻繁に使い始め、数ヶ月かけて少しずつ良くなっていき、今ではキレイになってくれたのでくれたのでホッとしています。
ただ腕の関節部分が今は少し荒れているので、時々クレイを塗っています。
現在娘は13歳なので、10年使い続けていることになりますね。。!
私自身もクレイをファンデーションがわりに使っているので、今では私の方が毎日クレイを使っています。😆
クレイの使い方。
わが家で使用しているクレイはE-Conception(イーコンセプション)というオーストラリアに住む日本人の方がやっているアロマ&クレイセラピーのアイテムを販売しているオンラインショップのクレイです。
なぜかと言うと、もともと娘のベビーマッサージにこちらのホホバオイルを使用していたり、精油や化粧品を使っていて、品質が良いのにお手頃価格なので安心感があった事と、
ここまでクレイの種類が揃っているショップ(しかもお手頃価格で)を見つけられなかったからです。
※クレイにはさまざまな種類があります。
こちらのE-Conception(イーコンセプション)のサイトの「クレイセラピーとは」をご参照下さい。
そんな訳で利用させていただいているクレイの使い方ですが、本当にさまざまな使い方があるので、一度こちらのクレイセラピーの本を読んで頂く事をおすすめします。

E-Conceptionを経営されている福島麻紀子さんが書かれている「クレイセラピー」という本。
この本ではクレイについてや、クレイとアロマセラピーの関係性、暮らしの中で使うクレイの利用方法などが書かれています。
私もこの本を購入し、いろいろと試してみて娘に合った使い方で利用しています。
なので、この本ではアトピーにはこんな風に使うといいよ、と書いていてもそれが娘には合わず、アトピー以外にいいとされている使い方で使っていたりします。
例えば。。
アトピーにおすすめの利用法。
- クレイバス
お風呂にクレイを入れて入浴する方法。 - クレイウォーター
アロマウォーターにクレイを入れ、患部にスプレーする方法。 - クレイパウダー
湿ったタイプの湿疹にパウダーをそのままはたく方法。 - クレイ内服
食用のクレイを水に溶かし内服する方法。
などがアトピーにおすすめの利用法。
クレイバス、クレイウォーター、クレイパウダーを試したのですが、娘は水分を荒れている部分につけるととても染みるようで、どんな物でも嫌がりました。
ですので、乾燥などに良いとされているクレイオイル(クレイとキャリアオイルを混ぜたもの)を使ってみると大丈夫だったので、こちらを患部にずっと使用していました。
本の中では、「クレイのレシピに正解はなく、使用者のライフスタイルや都合によって使い方を変えて応用することも可能です。」とあったので、お子様に合った使い方を探しつつ利用してみて下さい。
わが家の娘のアトピーには、下記のような使い方でクレイパウダーとクレイオイルを愛用しています*
パウダーとしての使い方。

パウダーとして使っているのは、オーストラリア産ホワイトクレイ。
作用がマイルドでいろいろな用途に使いやすいクレイです。
わが家の娘はあせもやとびひになることが多かったので、ベビーパウダーのように、汗をかいた時、お風呂上がりなどに使用しています。
空のパウダーケースにホワイトクレイを入れて、パフでぽんぽんするだけ。😆いちばん簡単なクレイの利用方法かと思います。
クレイの吸着効果であせも対策にもなります。

これは私がフェイスパウダーとして使っているものですが、こんな感じで使用します。
ひとつ注意点は、クレイパウダーはお肌を乾燥させる傾向にあるので、乾燥しているお肌にはあまり使用しない方が良いかと思います。
パウダーとしての利用方法。
- ベビーパウダーのように汗をかいた時、お風呂上がり、あせもが出来ている時などに使用。
注意点。
- クレイパウダーはお肌を乾燥させてしまう事があるので、乾燥しているお肌には使用しない。

わが家では夏の暑い時期に、お風呂上がりや汗をかいた時に使う事が多いです*
クレイオイルとしての使い方。

クレイオイルとして使用していたのは、小さい頃はグリーンクレイをずっと使っていたのですが、中学生になってすごく荒れた時はホワイトクレイの方が合っていたようだったのでこちらを使っていました。
その時によっても合う合わないがあるようなので、何種類か試してみると良いと思います。
このグリーンクレイ(またはホワイトクレイ)にキャリアオイルのホホバオイルを混ぜて荒れている患部に塗ります。
この2つだけでもいいですが、これにラベンダーやティーツリー、サンダルウッドの精油どれかを1滴入れて使用する事が多かったです。
クレイオイルの作り方。

オーストラリアンホワイトクレイとホホバオイル。
こちらを小さな保存瓶に大さじ1ずつ入れて、よく混ぜて使います。

こんな感じのペースト状になります。
ここに精油を入れてもOKです*
こちらにはラベンダー精油を一滴入れました。
これを患部に塗ってあげて下さいね。
グリーンクレイは色が名前の通りグリーンなので、服についてしまうこともあるかと思います。
なので、わが家ではクレイを塗ったらアトピー用の筒形包帯チュビファーストをつけていました。

腕につけている白い包帯がチュビファーストです。
これで洋服などについてしまう事を防ぐ事が出来ます。
クレイスタートセットのご紹介。
クレイをご紹介させていただきましたが、種類がたくさんありすぎてどれを使ったらいいのかわからないし、全部買ったら価格が。。
という初めてクレイを使ってみる方におすすめなのがクレイライフ スタートセットです。
こちらには5種類のクレイ30gずつと、専用スプーンなどがセットになっていますので、いろいろ試してみるにはこちらからスタートするのが良いかと思います。
スタートセット内容。
- フランス産ホワイトクレイ 30g
- フランス産ピンククレイ 30g
- フランス産グリーンクレイ 30g
- オーストラリア産イエロークレイ 30g
- オーストラリア産炭入りブルークレイ 30g
- ネロリ蒸留水 50ml
- フェイシャルシート 1枚
- 専用スプーン(15ml)
- クレイライフ スタートセット説明書
そんな訳で、子供のアトピーの治し方クレイセラピー編でした*
クレイはアトピーだけにしか使えないという訳ではないので、お子様と一緒にご自身でも使って楽しみつつクレイライフを始めてみて、アトピーともお付き合いしてみて下さい。

次回はアトピーの治し方「食事・生活編」をご紹介していきます。。!