【自然農法（自然栽培）とは？】牛フンも米ぬかも使わない栽培方法ってどんなもの？

去年の秋に家庭菜園をするためのレイズドベッドを庭に作ってもらったので、そこから野菜作りについての本やYouTubeなどを見るようになりました。

やっぱり自分で作るなら農薬や化成肥料は使わないようにしたいなぁと思っていた事と、作れる場所があまり大きくないのでコンパニオンプランツを考え、狭い範囲に複数の野菜を植えたいなぁと考えていたので、

「自然」や「コンパニオンプランツ」などがタイトルについた本などを買って読んでいた所、

「自然農法」「自然栽培」でイギリスで野菜を作られている今橋さんのYouTubeに辿り着きました。

今橋さんのやっている方法と今橋さん自身の言葉が、今まで疑問に思っていた事がふわっと溶けて自分の中にストンと落ちて、これなら出来るかも！と思わせてくれた栽培方法です。

自然農法（自然栽培）とは？他の栽培方法との違い。

栽培方法には大きく分けて3つあり、まずは慣行（かんこう）農法。

もうひとつは有機農法。

そして最後に自然農法（自然栽培）。

※自然農法と自然栽培は厳密に言うと少し違いがあって、別の栽培方法とされているのですが、ここでは分かりやすく同じカテゴリとさせていただきます。

自自然農法（自然栽培）と上二つの大きな違いは、土を調整して栽培するかと、土の力を引き出して栽培するかだと思います。

慣行農法と有機農法では、土だけでは足りない養分を補うという考えですが、自然栽培では土のもともと持っているポテンシャルを引き出して栽培しようという考えです。

土の力。

山に生えている木々たちは何の肥料も施していないのに、毎年きれいな花を咲かせてくれたり、

原っぱの全然管理されていない土地にこぼれ種で毎年ワサワサとオルレアなどの草花が咲いてくるのを見ていた私は、何となく

「何で庭や畑になると肥料をあげたり堆肥を入れないといけないんだろう？？」

という疑問が心の中にあったように思います。

そんな疑問が心の片隅にありつつも、育て方を調べると肥料や堆肥を使いましょうとあるので当たり前のようにいろいろな資材を購入し使っていました。

でも自然農法（自然栽培）をされている今橋さんの農場で、土と自然堆肥だけで元気に育っている野菜やお花たちを見て、

今橋さんの植物や土に対する感謝の姿勢を見て、

ちゃんと信じて、感謝して、人も少しお手伝いをしていけば、しっかりと育っていってくれるんだ。。！と、今までモヤっとしていた部分がとてもクリアになり、これでやっていこうと思わせて頂いたのです。

土のもともと持っているもの凄い力を引き出して、本当に力のある花や野菜たちを育てていってみたい！とわが家では自然栽培にチャレンジしている所です＊

奇跡のリンゴの木村さんが考えた「自然栽培」という言葉。

自然農法（自然栽培）についていろいろ調べていくと、「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんにも辿り着きました。

無肥料無農薬のリンゴにたどり着くまでに自然農法に出会った木村さんは、自然農法のやり方ではリンゴを育てるのが難しく、少しアレンジして栽培した所「奇跡のリンゴ」が出来たそうで、

その方法を「自然栽培」としたそうです。

「自然栽培」は木村さんが考えた言葉だったなんて。。！

とても気になって、さっそく木村さんの本を購入し読んでみると、木村さんも今橋さんも「植物を育てる上でとても大切な事」のひとつに同じ事を言っていたことがとても印象に残ったので、こちらも記しておきますね。

それは、

「植物に感謝の言葉をかけること。」

「ありがとう」「頑張ってくれているね」「ごめんね」などなど。。

木村さんは弱ってしまったリンゴの木に毎日元気になってねと言葉をかけていたのですが、言葉をかけていなかったリンゴの木は全て枯れてしまったと言われていた事。

今橋さんは病気になってしまったトマトに「ごめんね、ありがとう。頑張ってね。」と声をかけ続けたら、絶対に元気になるはずがないと言われていたトマトたちが再び元気を取り戻したお話しをしていました。

植物に良い言葉をかけてあげるとキレイに咲いてくれたり、元気になってくれるという実験を見たことがありましたが、ずっと植物に関わっているお二人が同じように言うんだから、これはきっと本当なんだと思いました。

なので私もちょっと恥ずかしいので小さな声でですが、植物たちに言葉をかけながら育ててみています。😊

今橋さんのYouTubeは「自然栽培実施20年のノウハウ教えます」というチャンネルです。

奇跡のリンゴの木村さんの本はこちらです＊（私が購入して読んだ2冊です。）